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原発震災の余波
JUGEMテーマ:原発
 
先日は丹波の知り合いの農家のYさんのところへ、いろいろと話しを聞きに行ってきました。

Yさんには我が家の娘が芋掘りをお願いしたり、有機米を分けていただいたりで、大変お世話になってます。

以前のYさんをお伺いした際のブログはこちら→
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事務所にお伺いするとちょうど家に帰っておられるとかで、息子さんと世間話をしながらYさんの帰着をお待ちします。

するとしばらくしてYさん登場。

今年のお米の作付けや、野菜の作付けの話しや野菜作りのコツをいろいろ教えていただきます。

たくさん話しを伺う中でお聞きすると、今度京都である「原発反対」の集会やデモに家族で参加されるとの事。

お百姓さんや農家にとって命より大切な「土」を汚染し、大事にしてきた先祖伝来の土地に半永久的に住めなくする放射能汚染と原発問題はやはり許せない話しとの事です。

そのYさんとの話しで度々出てきた話題の本が1995年に出版された「原発事故・・・その時あなたは!」(風媒社 著者 瀬尾 健氏)です。

この著者は元京大原子炉実験所助手をされており、1994年に死去されて1995年に出版されたのが下のこの本です。

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この本の中で著者の瀬尾さんがチェルノブイリ事故を教訓に、原発事故がもし起こった場合、政府や原発関係者がどのようにして事故を隠蔽し、被害を過小評価しようとするか・・・を不気味なほど正確に著述しておられます。

この本のアマゾンのレビュー(書評)も的確だと感じます。

本の中で、瀬尾さんは政府当局や責任者達の対処の仕方と傾向として次の様な経過を辿ると予測しています。

◎事故は思いがけないことから起こり、予想外の経過を辿る。

当初から、政府関係者も学者達も想定外を連発。

2ヶ月経っても事態は一向に好転せず、むしろ悪化の兆し・・・6月の今日現在も同じ。

◎事故の際の現場担当者は信じられないほど楽観的である。

実際に「爆発は絶対にしない」と断言していた原子力安全委員達。

◎関係者はあらゆる手を尽くして事故を秘密にする。

事故は多い隠せないが、東日本の広大な地域が放射能で汚染される可能性を示すSPEEDI(緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム)のデータを1ヶ月半も公表せずに放置。

これにより被爆を免れたかも知れない人まで無数に被爆。

◎事故の影響は過小評価される。

当初、事故の規模を「レベル4〜5」としていたのが、1ヶ月後に突如「レベル7」に引き上げ。

実際は震災後数時間で福島原発はメルトダウンからメルトスルーし、毒性が最凶のプルトニウムまで拡散している可能性が大。

プルトニウムの半減期は2万4千年です。

◎経済性の為には、少々の安全は犠牲にされる。

従来の放射能規制の基準値を都合よくねじ曲げる。

子供を含む一般人の被爆基準を年間1msvから20msvに引き上げて避難地域を狭く限定。

最近のテレビのニュースでも20msvありきで報道されてますが、年間の基準がそもそも1msvのはず・・・それを引き上げてしまうとは。

◎被害者は、因果関係がハッキリしないのをいいことに切り捨てられる。

避難指示、警戒区域外で今後ガンや白血病を発症しても補償される可能性は薄い。

直ちに影響は無いとの見解は今日現在も続いています。

この直ちに・・・は急性放射能障害が無いということで、晩期性障害のガンや白血病の事ではありません。

ここまでこの本に書かれてあるとまさに「予言」ですね。


やはり今回の原発震災を機会に、原発や放射能について自分で地道に学び、知識を蓄えるのが1番遠回りのようで近道のように感じますね。

この本はチェルノブイリ事故後、5年経過・10年経過してから書かれていますので、今後は汚染された土地で作物を食べて生き続けることすら書かれている訳です。

日本の政治家の皆さんには、下の本のどれでもいいから1冊でも読みましたか?と質問したいです。

下の本が原発震災後僕が読んだ本です。


京都の電気も原発銀座と呼ばれる福井の敦賀の原発で賄われていますし他人事ではないのが怖いところです。

そしてYさんとの話しも終わり、別れ際に食べて・・・と一家族で食べきれない程のたまねぎをいただきました。


農薬を使わずに自分達家族で食べる分を丹精込めて作る。

出来そうで出来ないことだと今は感じますが、本来はこれが当たり前のはずです。

本当の贅沢とは?

食の安全とは?

色々と考える事の多い今日この頃です。


親戚にも配り、それでもいっぱいありますので、嫁に今度の休みにたまねぎレシピのメニューを一緒に考えようと話しました。

このブログは次回も続きます・・・。

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author:京都で一番「ありがとう」といわれる不動産屋さんを目指している株式会社みつばちハウジングの代表取締役の高畑 高嗣(たかはた たかつぐ)です。, category:脱原発, 09:08
comments(2), -
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Comment
福島でも、特に無農薬で安全に野菜を作っている方々には、本当に気の毒な話だと思います。鳥インフルエンザや、口蹄疫のときは、すぐに処分だったのに、放射能だと安全です、と言われる始末です・・・。

見えない、症状がゆっくりとしか出ない、という現実は、チェルノブイリの経験も役に立たないのかと、情けなく思う毎日です。

最近になって、少しずつテレビからも原発を非難するような声が聞かれるようになりましたね。自分の身を守るのは自分しかない、色々な情報をみんなで共有して、どうすればいいのか考えて行ければと思っています。
バルプラン いまなか, 2011/06/28 3:05 PM
今中さんコメントありがとうございます。

Yさんからもお話しをお聞きしましたが福島の飯舘村は、ずっと何十年も前から日本の農家の方や酪農家が理想としていた「地産地消」の理想的モデルの様な地域との事。原発なんて、農家や酪農家の方も含めて、何の関係の無い子供達まで全部巻き込まれて、解決策の無い放射能汚染問題って考えれば考える程間違ってますよね。今は電気が足りないのであって、原発が足りない訳ではないと言う言葉が胸に響きます。
タカハタ, 2011/06/28 3:22 PM