RSS | ATOM | SEARCH
2019年夏・島根県へのCAMP旅・・・松江編 No6

 

 


今回のブログは前回のブログの続きです。
 

 

足立美術館から一路島根県の松江市に到着。

 

就寝前に松江しんじ湖温泉駅でツアーに参加します。

 

娘達はここに来るまで「ミステリーツアー」だと信じてましたが・・・その実これは「松江ゴーストツアー」なんです(笑)

 

 

ラフカディオ・ハーンこと小泉八雲さんの「怪談」の著作をテーマにしたツアーです。

数年前に家族で松江を散策した際に「怪談」はもう少し掘り下げてみたいテーマだったので、事前に本を読み直したり、調べたりしながら参加させていただきました。


 

 

日も暮れてたくさんの方々が全国からツアーに参加される為に三々五々集まってこられてます。

 

地元の方が語り部として話を聴かせてくださいます。

同時に新聞社の取材も入り、プラスアルファの話も聞きながらツアースタート。

 

まだ明るいですが、この後は急に暗くなり雰囲気満点(笑)

娘達は怖がることも無く興味津々の様子。

以前の松江巡りが効いてる様子です。

 

ここでは小泉八雲さんの「怪談」の中でも秀逸な「雪女」の新説や、昔の松江の方が狸やキツネに化かされる話を聴かせていただきました。

小泉八雲さんは奥さんのせつさんの話を聴くことがとてもお好きだったようで、本を読みながら物語を聴かせると「ダメ」と遮って直接せつさんから話を聴くことを好んだそうです。


語り部さんに話を聴かせていただきながら、同時にここが「はじめ人間ギャートルズ」の作者の園山俊二さんの生まれ故郷でもあると知ることに。


 

 

子供の頃はよく観てたので、懐かしさについ目の前の話を忘れそうになりかけます(笑)



下の写真の現地は宍道湖の水を引いて作られた松江城のお堀周辺ですが、この場所で子供の頃を過ごされたそうです。


この後は完全に日も暮れて歴代の松江藩の藩主が眠るお寺「月照寺」へ。


 

 

ここでの物語は・・・

 

 

松平家の藩主が亡くなった後、亀を愛でていた藩主を偲んで大亀の石像をつくった。

 

 

ところが、この大亀が夜になると城下で暴れ人を食らうようになった。困

 

 

り果てた住職が深夜、その大亀に説法をすると、大亀は涙を流して住職にこう頼んだという。

 

 

わたしにもこの奇行を止められません。貴方にお任せいたします」。

 

そこで亡くなった藩主の功績を石碑に彫り込み、その石碑を大亀の背中に背負わせてこの地に封じ込めたと云う。

また、こんな口承も伝わっている。


1760年頃、月照寺の池に住んでいた亀が、夜になると妖力を使って大きくなり、寺を抜け出しては城下の子供をさらって食い続けた。
 

 

それを知った寺の住職は大きな亀の石像を造らせて、かつての藩主の墓所に安置したところ、池の亀は悪さをすることが無くなったと云う。


 

娘達は今は大人しくなった亀を撫でて御利益を受けてます(笑)

 

今でもここではよく人魂の目撃談が絶えないとか。

 

次に向かったのは清光院というお寺。
 

 

ここではこんな物語が受け継がれています。

 

 

昔、大橋の南、和田見町に松風という芸者がいて、橋を渡ったところに住んでいる相撲取りと恋仲になりました。
 

 

けれども、ある武士が松風に横恋慕し、ある日、松風が相撲取りの家から帰る道で彼女を見つけ追いかけました。

 

 

松風は懸命に逃げましたが、近くの清光院の石段を駆け上がる途中、嫉妬に狂った武士に斬りつけられてしまいました。

 

 

松風はなおも住職に救いを求めて本堂に上がりましたが、位牌堂の階段で力尽きて亡くなってしまいました。

 

 

その後、階段は拭いても拭いても血が吹き出るようになったと言われています。

 

 

また、位牌堂で松風の謡をうたうと必ず亡霊が現れると伝えられています。

 


僕は物語の悲しさもさることながら、「松風」の名に激しく反応してしまいました。
 

 

なぜなら「松風」といえば戦国の傾奇者・前田慶次の乗る愛馬として頭にインプットされてますから(笑)

 

 

リセットが必要です。

 

 

最後に向かったのが大雄寺というお寺。

 


ここはあの有名な「飴買い幽霊」で有名なお寺です。
 

 

「飴を買う女」
 

 

中原町にある大雄寺の墓場にはこんな話がある。

中原町に、水飴を売っている小さな飴屋の店があった。水飴というのは、麦芽からつくった琥珀色の糖液で、乳のない子にあたえるものである。

この飴屋へ、毎晩、夜が更けてから色の青ざめた女が白い着物を着て、水飴を一厘買いにくる。

飴屋は、女があんまり痩せて、顔の色が悪いものだから、不審に思って、親切にたびたび尋ねてみたが、女は何も答えない。

とうとう、ある晩のこと、飴屋は物好きに女のあとをつけて行ってみると、女が墓場へ帰ってゆくので、飴屋は怖くなって家へ戻ってきました。

そのあくる晩、女はまたやってきたが、その晩は水飴は買わずに、飴屋に自分と一緒に来てくれといって、しきりに手招きをする。

 

そこで飴屋は、友達と語らって女の後について墓場へ行ってみた。

とある石塔のところまでくると、女の姿がぱっとかき消えた。

すると地面の下から、赤児のなき声が聞こえる。

それから、みんなして石塔を起こしてみると、墓の中には、毎夜水飴を買いに来た女の骸(むくろ)があって、そのそばに、生きている赤児がひとり、差し出した提灯の火を見て、にこにこ笑っていた。

そして、赤児のそばには、水飴を入れた小さな茶碗がおいてあった。

この母親はまだほんとに冷たくならないうちに葬られたために、墓の中で赤児が生まれ、そのために、母親の幽霊が、ああして水飴で子供を養っていたのである。――母の愛は、死よりも強いのである。

 

 

小泉八雲さんはこのお話が大好きだったらしく、愛していたそうです。

 

幼い頃に母親と生き別れた八雲さんは、洋の東西を問わないこの話に感動していたのですね。



 

僕は今回のゴーストツアーの一番最初の「雪女」の話にかなりドキドキして夏なのに汗が引いたので、実際に行かれる際は是非聴いてみてください。


 

 

このツアーの道中に道端に座り込んでる若者を発見したときには、本当に異界に迷い込んだ気がしましたけど(笑)

 

 

生きてる人間が一番怖いのは今も昔も変わらんなと(笑)

 

 

寝る前に少しエキサイティングでエキセントリックなツアーでしたが、「怪談」の世界にも実際に触れられて良かったです。

 

これで心置きなく翌日隠岐の島に渡れます。

 

続く・・・

 

 

 

嵐山こども食堂ホームページhttp://arashiyamakodomosy.wix.com/kodomosyokudou

 

 

嵐山こども食堂Facebookページhttps://www.facebook.com/arashiyama.kodomosyokudou/

 

 

株式会社みつばちハウジング「みつばち日記」http://mitubachiblog.jugem.jp

 

 

京都市右京区の名所・旧跡・美味しいケーキ・美味しいお菓子やご近所の名店・グルメ情報・HPの無いお店もたっぷり登場させて行きます!

 

右京区はこんなトコロ・住めば都と言うけれど・・・ページへのリンクはこちらです!

 

★★右京区で不動産をお探しならこちら・・・まずは株式会社みつばちハウジングへ! ★★

 

★★右京区で賃貸マンション・借家をお探しならこちら・・・株式会社みつばちハウジングへ!★★

 

≪当社の取組が書籍に掲載されました!≫

http://www.ck-pub.com/books/net-shinkaron.html


 


 
author:京都で一番「ありがとう」といわれる不動産屋さんを目指している株式会社みつばちハウジングの代表取締役の高畑 高嗣(たかはた たかつぐ)です。, category:キャンプ・アウトドア・旅行, 06:00
comments(0), trackbacks(0)
スポンサーサイト
author:スポンサードリンク, category:-, 06:00
-, -
Comment









Trackback
url: http://mitubachiblog.jugem.jp/trackback/2661